弁護士 吉田 竜二
私は本を購入するのにインターネット通販サイトを利用することが多いのです。
某サイトでは、作者を登録しておくと、「新作が出る」というタイミングでメールをくれたりしますし、それに連動して、発売日前でも予約購入することができ、とても便利です。
しかし、そんな便利な仕組みにも落とし穴がありました(その穴を掘ったのは私ですが)。
先日、ポストに某サイトからの郵便物が2通届いていました。
某サイトは、発送が完了した際にその旨のメールをくれるのですが、郵便物が届く数日前に、同じ書籍に関する発送完了メールが2通来ていたことを即座に思い出しました。
当時はメールが2重に送信されてしまったのかなと勝手に解釈し、何か危険な雰囲気を感じながらも流してしまったのですが、2通の発送完了メールは2度の注文に対する正規のものでした。
単純に、ある書籍について、予約購入の手続を取った後、通常購入の手続も取ってしまったということでした。予約購入は発売日の一月以上前から可能なのですが、通常購入時には予約購入していたことをすっかり忘れていました。
自分のことは完全に棚に上げますが、そんな時は、「以前に予約購入していますよ」ということを通常購入時にお知らせするシステムを導入していただきたいと思いました。
予約注文していたことを忘れていたという理由ではもちろん返品はきかないので、2冊目の彼はどなたかに差し上げようと思います。