弁護士 相川 一ゑ
先日、私は大学生の時以来の野球観戦をしました。
埼玉といえば西武ライオンズですし、大学生の時私が最後に見たという試合も西武ライオンズ対千葉ロッテのものだったのですが、私自身の贔屓球団は、(広島育ちの親からの刷り込みにより)広島東洋カープ一択であり、先日見に行ったのもヤクルト対広島戦でした。
昨年、25年ぶりのリーグ優勝をした同チームは、今年も連覇を果たしました。
新聞などのマスコミでも言われているとおり、このチームの強さは、何と言ってもファンからの熱い応援にその理由があるように思われます。日本プロ野球界12チームの中で、唯一親会社を持たないこの市民球団は、なんと地元の弁護士会(広島弁護士会)からも絶大な応援を受けており、昨年のリーグ優勝の際も、今年のリーグ優勝の際にも、広島弁護士会は相談料を無料にするというものすごいキャンペーンを行いました。また、地元のスーパー、携帯電話会社、印刷業者、飲食店・・・など、地域全体がチーム連覇に沸き、まるでお祭り騒ぎをしているようです。
カープファンにあらずんば、広島県民にあらず・・・というのは言い過ぎかもしれませんが、それくらいの情熱で応援されれば、選手たちも実力以上の力が出せるのかもしれません。
これからのCS突破・33年ぶりの日本一を目指し、私も広島からはるか遠い埼玉の地から、ひっそりとカープの応援をしようと思っております。