弁護士 田中 智美
人生初の違反切符を切られ、絶望の淵に沈んでいる今日この頃です。
ナビは便利なのだなぁとつくづく思います。
つくづく思うのですが、私自身はあまりナビを利用しません。
初めて行く場所があると、今でもレトロに(?)地図を見て、事前にルートを覚えます。
「県道○○号を南下して、高速をくぐったら、最初のコンビニの角を左折してしばらく道なり・・・その後××郵便局角を左折して、川を渡ったら3つ目の信号を左折、△△2丁目の交差点を右折して県道●●号に合流・・・」という具合です。
ナビを使うと、私の設定が悪いのか、「そんなバカな・・・」というルートを指示され、それを無視して走ると戻れ戻れとうるさいですし、逆に、「今こそどっちなんだよぅ!」という肝心なところで沈黙したりして(特に山道)、機械とは相性悪いなぁと思ってしまうのです。
走行実験という名の無駄走りを繰り返しているおかげで、裏道や変な道(?)に詳しいので、あえて国道を使わないルートなど、自分で好き自由にルートを組んでいく楽しさがあります。そのうえで、初めてのルートを一度も間違えることなく計画どおりに走破できたときの喜びは(大袈裟でなく)何物にも代えられません。
とはいえ、こんな私も、「ナビは偉大よのぅ」と心の底から感謝するときがあります。
それは、知らない土地で完全に走って迷ってしまった際に、最終兵器「自宅に戻る」機能をそっと使うときです・・・。