弁護士 吉田 竜二



先日、ヨーロッパを旅する機会に恵まれました。
当然のことながら、飛行機に乗って向かうわけですが、私は飛行機が大の苦手です。
まず離陸時の急激に上昇する感覚がこの上なく嫌です。高度が安定するまで手汗をかきながらひたすら耐えます。高度が安定したとしても油断はできません。私が最も懸念している「気流が不安定な部分を通過します」のフレーズがいつ飛び出すかわかりません。その場合、突如高度が下がったりするので、やはり手汗をかきながらひたすら耐えます。一向に気の休まらない機内では、映画でも見ながら気を紛らわせることとしますが、内容が頭に入ってきません。そのような状態を10時間以上続けたところで目的地に到着しましたが、既に帰りが不安です。
やはり地面に接していない乗り物は信用できませんので、可能な限りそういった乗り物は避けて生きていきたいと強く心に誓いました。
なお、バチカン市国のサン・ピエトロ寺院は一見の価値ありです。