相続にまつわる話は、あちこちでよくお聞きのことと思います。いささか食傷気味でしょうが、もうひとつどうぞ。 姉は両親と同じ市内に、妹は新幹線を利用して片道約4時間くらいのところに住んでいます。姉は主婦、妹は医師です。 父・・・
「法律事務所こぼれ話」の記事一覧
お世話になったあの方に ―遺言による「遺贈」―
クリスティの推理小説でしたか、財産のある被相続人が亡くなり、葬儀の終わった後に、遺言に関係ある面々が集められ、親族や執事、メイド(現在はハウスキーパーという名称でしょうか)、慈善団体への寄付など、遺産の分配について事細・・・
弁護士の愛読書? ~六法の話
弁護士が小脇に抱えて持っている難しい本、そんなイメージがある「六法」とはいったいどんなものなのでしょうか。 俗に六法とは、憲法、民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法のことを指します。しかし六法全書でいえば、6の法律・・・
弁護士ってえらいの?
私が、法務スタッフとして、法律事務所に勤めるようになって丸8年経ちました。法律事務所に勤めるまでは身近に弁護士がいなかったので、漠然と弁護士って、「頭がよくって」「お金持っていて」「正義の味方で」「ベンツに乗っていそう・・・
忘れられていた贈り物~負の遺産~
スーザン・バークレー作の「わすれられないおくりもの」という絵本は,大人が読んでも,死を悼む哀しさの中に,温かい涙があることを感じさせる本です。 たいへん年をとったアナグマが,ある日死んでしまい,森の仲間は悲しみにくれ・・・