建設工事の途中で突然元請け業者が倒産してしまった場合、下請け業者はどうすればよいのでしょうか。報酬金は誰から支払ってもらえるのか、また、仕掛途中の工事がある場合、その工事は続行されることになるのか等、本稿では弁護士が分か・・・
「会社経営お役立ち情報」の記事一覧(9 / 54ページ目)
荷主による運送代の不当減額 独禁法違反のおそれ
こんにちは。弁護士法人グリーンリーフ法律事務所の弁護士 渡邉千晃です。 運送会社に支払う代金を不当に減額したとして、公正取引委員会が独禁法違反の疑いで違反事業者に立ち入り検査を始めたというニュースがありました。 公正取引・・・
中古で買った建物の傾斜、売主の責任を問える?
中古住宅を購入する際、日当たりなどの状態はすぐに見て分かるものですが、傾斜、つまり傾いている建物であるということは一見して分かりにくいものです。中古の建物の場合、建物自体には一定程度の経年劣化等があることが当然の前提にな・・・
耐震性に問題がある建物の明渡し-明渡しを認めた判例、認めなかった判例の検討-
建物の耐震診断をし、強い地震が起きると倒壊するという診断が出た場合でも、賃借人に明渡しを求めることができるとは限りません。問題は、補修が可能か、費用からして補修するのが合理的かということです。判例を通して、大体の傾向を見・・・
占有者が分からない場合の対処法
賃貸しているマンションやアパート、戸建てに、見知らぬ人物が占拠しているという場合、どのように明け渡しを行えばいいのでしょうか。 今回は、さいたま市大宮区で30年以上の歴史を持ち、不動産に関する法律相談に注力し、また「不動・・・
実は法律で決まっている! 不動産仲介手数料の上限額について
不動産の売買や賃貸借をした際に不動産業者に支払うことになる仲介手数料は、実は法律でその上限額が決まっています。本稿では、法律で決められた仲介手数料の上限額を紹介するとともに、誰が仲介手数料を支払うのかについても解説します・・・
退職代行を使われた!退職代行による通知が届いた場合に、会社はどのような対応をとるべきか?弁護士が解説します
近年、退職代行サービスを用いた退職の通知が増えています。使用者の方から実際に「従業員に退職代行を使われた!」と相談を受けることもあります。 従業員からそのような退職代行を用いた通知が届いた場合、会社としてはどのように対応・・・
個人情報保護法における「個人情報」とは?
個人情報保護法は、その名の通り「個人情報」に関する法律になります。 ところで、そもそも「個人情報」には、どのような情報が当てはまるのでしょうか。 今回のコラムでは、「個人情報」とは何かについて解説します。 第1 個人情・・・
放置自動車への対処法
ご自分の所有・経営する土地や駐車場に、他人の自動車が駐車・放置されている、という相談をしばしば受けます。 今回は、さいたま市大宮区で30年以上の歴史を持ち、不動産に関する法律相談に注力し、また「不動産専門チーム」を擁する・・・
廃棄物処理に基づく許可を受けるにあたって地元住民の同意を得なければならないとの行政指導に法的拘束力はあるか
産業廃棄物処理業を始めたり、産業廃棄物処理場を設置したり、する場合には、廃棄物処理法上都道府県知事の許可を得なければなりません。もっとも、廃棄物処理法には定められていない周辺住民の同意を得るよう求められる場合も見られます・・・