*今期は終了しました。
1 グリーンリーフ法律事務所は収支共同の事務所です。
グリーンリーフ法律事務所では、弁護士の売上げを事務所に集め、そこから経費を支払い、事務所の代表を除いて、ほかの弁護士はすべて給料とボーナスを受け取ります。これを「収支共同」と言います。
この形をとると、事務所内のマネージメントは大変ですが、弁護士が一体となっているので、協力し合うことができますし、また、事務所内で話し合いをして、各分野ごとにチームを設け、専門の弁護士を育てていくことが可能です。
※これに対し、一つの事務所に複数の弁護士がいても、それぞれの弁護士は独立しており、経費を負担し合うという形を「経費共同」と言います。
弁護士が集まって経費を負担しあう方が、一人で事務所を経営するより経費の節約になるという利点があります。
ただ、この形だと、弁護士が協力し合うことは少なくなりますし、また、それぞれ独立した弁護士がすべての分野を扱うため、各分野ごとに専門の弁護士を育てていくことが難しくなります。
現在、グリーンリーフ法律事務所には、
① 相続専門チーム
② 離婚専門チーム
③ 交通事故専門チーム
④ 企業法務専門チーム
の4つのチームがあり、各弁護士に所属してもらっています。
また、このチーム制とは別に、家族信託、知的財産権、宅地建物取引業法、セクハラ・パワハラ、事業承継、入管法、労働者派遣法、ネット上の誹謗中傷、会社法などの専門分野ごとに、担当の弁護士を決め、担当分野の知識を深めてもらうとともに、この分野の相談が来たときは、担当弁護士に回答してもらう、この分野のセミナーをすることになったときは、担当弁護士に講師になってもらうということを行っています。
今後は、「何でもできる弁護士」ではなく、「専門性を持った弁護士」が求められる時代になると思います。
2 弁護士・法務スタッフ・事務スタッフ
グリーンリーフ法律事務所には、弁護士、法務スタッフ、事務スタッフの3つの職制があります。
法務スタッフは弁護士とチームを組んで、法律案件の処理を行います。破産・個人再生申立、破産管財業務、相続財産管理人、成年後見人などの業務です。また、マーケティング、人事、会計、その他、総務的な仕事の処理を行うとともに、一部、電話応対などの庶務的な仕事も行います。
事務スタッフは、電話応対、湯茶接待などの庶務的な仕事の処理を行うとともに、一部、総務的な仕事も行います。
弁護士も含めて、全員、さん付けで呼び(先生とは呼びません)、全員同じサイズの机で、同じフロアーで仕事をしています。
当事務所の弁護士とスタッフは、仕事内容が異なるだけで、ほかに違いはなく、互いに協力して、事務所の発展のために努力すべきだと考えています。
弁護士、法務スタッフ、事務スタッフが協力して、依頼者の方をバックアップしています。
3 相談者、依頼者に対する態度
グリーンリーフ法律事務所では、相談者、依頼者の方に対して、分かりやすく親切な対応をすることをモットーにしています。
また、ご依頼を受ける際には、弁護士費用の見積書をお出しし、事件終了時の報酬も含め、弁護士費用をできるだけ明確にするようにしています。もちろん、委任を受けるときには委任契約書を作成します。
4 顧問・アネットクラブ・Sネット・Jネット
グリーンリーフ法律事務所では、現在、顧問契約をしている法人が約120社あります。顧問会社からは、様々な分野の法律相談、契約書のチェックなどの依頼が毎日寄せられています。
アネットクラブというのは、当事務所が主催している宅地建物取引業者の方で、約60社に会員になってもらっています。主に不動産に関する法律相談を行い、相談者のご紹介もしていただいています。
Sネットというのは、当事務所が主催している、税理士、司法書士、不動産鑑定士などの士業の方で、約65の事務所に会員になってもらっています。相談内容は様々で、相談者のご紹介もいただいています。
Jネットはまだ作ったばかりで、柔道整復師の方を対象とするものです。内容はSネットと同様です。
5 取扱い事件
前述のように専門化をするよう心がけていますが、事務所全体で受ける案件は、不動産、交通事故、離婚、相続、破産・個人再生、労働など様々です。不動産については、土地オーナーからの依頼が多いですが、労働については、使用者側からも労働者側からも依頼を受けます。
また、グリーンリーフ法律事務所主催のセミナー、顧問会社からの依頼によるセミナー、外部から依頼を受けてのセミナーなどを行っています。
なお、個人で事件を受任することはできません。依頼者の方が、ある特定の弁護士を指定した場合、その弁護士が担当することが多いですが、事件の委任契約は、依頼者の方と弁護士法人が行い、着手金、報酬なども弁護士法人に帰属します。弁護士は、弁護士法人から給料、ボーナスの支払いを受けます。
6 待遇
待遇については面接の際にお話しします。
7 新人弁護士への教育体制
顧問・アネットクラブ・Sネット・Jネットからのメール、ファックスによる相談の回答作成、半年から1年程度、他の弁護士の法律相談に同席、先輩弁護士の指導を受けなら、先輩弁護士と共同して事件処理を行うなどを通じて教育を行います。また、月に1回、全弁護士で事例判例研究会を行っています。
入所後1年たった後、4つの専門チームのどれかに所属してもらうともに、専門分野を一つ選択してもらい、専門性を身につけていただきます。
8 求める人物像
下記の方です。
① すなお
→ 知らないことに出会った時、すぐに否定せず、まずは受け入れてみて、その正否を考える人をいいます。
② 勉強好き
→ 知らないことを知ることが好きな人をいいます。
③ プラス発想
→ 困難に出会っても、それをマイナスと考えるのではなく、自分にプラスになる、チャンスになる、勉強になると考える人をいいます。
船井総研の創業者、船井幸雄さんの言葉です。
なお、喫煙をする方は不可です。
9 新人弁護士の声
① 弁護士小野塚直毅
皆さん、はじめまして。
グリーンリーフ法律事務所入所1年目の小野塚と申します。
まず私が言いたいのは、事務所の雰囲気です。風通しがよく、アットホームでとっても良い雰囲気です。心からそう断言できます。私自身、入所から現在に至るまで職場の人間関係等でストレスは全く感じていません。毎日楽しくお仕事をさせていただいています。
仕事で困ったことや分からないことがあったときには、すぐに相談にのってくれる心強くて優しいボス弁や兄弁、姉弁、スタッフさんたちがいます。お昼休みは、毎回弁護士同士みんなで外に食事に行きます。また、ボス弁や兄弁、姉弁が残っていても帰りにくいという雰囲気はありません。グリーンリーフに入所して良かったと、心からそう思います。
② 弁護士時田剛志
1 入所してみて思ったこと
グリーンリーフは法人のクライアントも多いため、ビジネスに係わる多様な法律問題に携わります。また、所員同士の仲がよく、ランチに一緒に行ったりして、悩みを分かち合いながら仕事ができると思います。
2 一年目の仕事とは
最初は先輩の法律相談に同席し、共同受任で経験を積みます。一方、刑事・少年事件や外部の法律相談は、最初から単独です。私は、事件の処理に悩みが生じた際には、複数の弁護士に相談し、アドバイスを頂いています。皆さん、嫌な顔一つせずに応じてくれます。
3 弁護士会の活動
私は、委員会活動を通じて、子どもの権利や環境問題に取り組んでいます。他の事務所の弁護士と共同で依頼を受けることもあります。グリーンリーフは、「やりたいこと」を自由にできる事務所です。
4 事務所の考え方
分野毎に専門チームを編成するなど、事務所全体として、リーガルサービスの質の向上を目指しています。クライアントに安心と満足を与えられるよう、一緒に頑張りましょう
☆ 面接について
次のとおり、事務所見学会を行います。ご希望の方は、メール、電話にてお申し込みください。
第1回 平成28年12月11日(日)
第2回 平成29月1月14日(土)
※ 見学会に参加していただくかどうかは、採用とは関係ありません。遠方で修習されている方は、採用面接のみを受けていただければ大丈夫です。
採用面接は下記の日程で行います。就職ご希望の方は、メール、電話にてお申し込みください。
一次面接 平成29年2月25日(土)
二次面接 平成29年3月4日(土)
採用担当者 藤村日登美
E-mail fujimura@g-leaf.or.jp
TEL:048-649-4631
所在地 埼玉県さいたま市大宮区桜木町一丁目11番地20 大宮JPビルディング14階